ヨクノカタマリ
キララク・シンラク・ルルシーが好物な隠れオタクの小言。
              
              
              
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2007/01/08(月)   CATEGORY: 駄文
キララクシン
小説読む前に…

※どっちかと言うとシンラク寄り
※ぶっちゃけキラが痛いです
※キラとラクスが兄妹


以上がOKな人だけお読み下さい。





速く

早く

速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く
早く早く速く早く速く速く速く速く速く早く速く速く速く速く速く


速く足を動かすんだ。
一刻でも早くココから立ち去るんだ。

1歩でも1秒でも速く―早く―――――






―関係性―




家に近づいた頃には、もうガチガチに足が震えていた。
開いた扉はいつもより数倍重く感じる。
真っ暗な階段をのろのろと上るが静寂が響き渡る。
部屋の扉を開け中に入ると、漸く息をつきこの家の長男キラ・ヤマトはベットに身体を預けた。

少年は目を瞑り先ほどの光景を想い出す。

学校の帰り道。
ふと自分がこの世で一番愛しいと感じるピンクの綺麗な髪をした女性を、公園の隅にあるベンチで見つけた。
だからいつも通り声を掛けようとした。

なのに。
見てしまった。
見たくないものを見てしまった。
愛しい妹と彼氏と思われる男のキスシーン。
黒髪の男は薄っすらとその瞳から紅を覗かせて、ピンクの髪の少女を伺い見ている。
少女は懸命に男から降り注がれる濃厚なキスに応じようとマシュマロみたいなほっぺたを真っ赤にさせる。
それに気分を良くした男は少女の腰をしっかり抱き、顎を上に向かせ少女のぷっくりとした唇を堪能している。

最悪だ。
最悪だ最悪だ最悪だ。
大事に大事に可愛がってきた妹が、自分でないほかの男とキスをするなんて。
いつしか妹を妹と思えず、苦悩してきた日々をどうにか理性を利かせて自分を抑えて来たというのに。
話しているだけで、顔を見ているだけで、この高鳴る胸を必死に抑えて来たというのに。

あんなものを見せられたら、自分はどうすればいいのだろうか。
悔しくて悔しくて堪らない。
自分もあのふっくらした唇をいつまでも貪りたい。
彼女の吐息を側で感じたい。

だけど…。
だけど、今の互いに微笑み合っていられる関係を壊したくないから。
それだけが今の自分と彼女を繋ぐ希望だから。
だから、彼女が帰ってきたときはいつも通り“おかえり”って言うんだ。




―――――――――。

夜も更け、静寂の中ひとつの扉が開いた。

「只今戻りました」

暗闇の室内に声を掛けるが誰も返事がない。

「お兄様は眠ってしまわれたのでしょうか」
「ラクス、おかえり」

この家の長女が長男の安息を思い描いていると、いきなり後ろから少年の声がした。
足音もせずいきなり話しかけられたので、どきりと驚きながら少女が振り向くと、そこには大好きな兄の姿があった。
兄は自分に優しい瞳を送っている。
ラクスはひとつ息を吐いた。
帰りが遅くなり、大好きな兄が怒っていないかと妹ながら心配をしていたからだ。
今この眼差しは決して怒りからくるものではないと確信し、ラクスは心から安堵した。

「それにしても、遅かったんだね。何かあったの?」
「あ、はい。と、友達の宿題を見てあげていたら、少し遅くなってしまいまして、すみませんでした」
「謝ることないよ。でも、これからはちゃんと電話一本くらいしてね」
「…はい」

2人は暗いリビングに入り明かりをつけた。
父親と母親はほとんど仕事で遅く、今夜も鍋にカレーを作ってくれていた。

「お兄様はまだ夕食とっていらっしゃらないのですか?」
「うん、勉強してたからまだなんだ」
「では少し待っていてくださいな」

ラクスはニコリと笑顔を浮かべ長い髪をひとつに結いながら台所へ向かった。
しかし、ラクスのその行為でキラの瞳が変わった。
流れるように長い髪を結い上げて見える首筋に、ひとつの紅い花が咲いている。
もちろん自分では付けられない、意図的に付けられた印だった。

「ねぇ、ラクス…今日本当に友達の所に行ってたの?」

心の中で一抹の不安がよぎったラクスは、このことは兄に知られてはいけないと衝動的に思い、何とか誤魔化そうと兄の瞳に眼を向けた。

するとどういうことだろうか。
今まで生きてきた中でラクスでも見たことのない、怒りをあらわにしている兄の姿が眼に入った。

「ラクス、答えて。本当は友達の所に行ってないんじゃないの?」
「ど、どうして…どうしてそう思われるのですか」

口答えするラクスの腕をキラは痛いほど握り、ラクスを睨みつけた。

「正直に言おうとしないなら…、これは何?ラクス」

キラは握っていた腕を振りほどくとラクスを抱きしめ、そして首筋に舌を這わした。

「ん…///」

その舌が嘗め回しているのは紅い印、キスマークの痕だった。

「や、やめてください///」

ラクスはキラを突き飛ばし、紅い印を隠した。

「さっき公園でキスしていた男?そいつと寝たんでしょ?」
「//////」
「ねぇ、ラクス。何か、何か早く答えてよ」





早く

早く

早く早く早く早く早く速く早く速く早く早く早く早く早く早く早く


早く何か言って。
でないと僕は自分を抑えられない。
理性が利かなくなる。



実の妹に禁忌を犯してしまう。



誰か僕を助けて。
スポンサーサイト

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © ヨクノカタマリ. designed by オエカキニッキページの先頭へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。